「Ecoを考える」2限目:発電電力の現状について

Ecoを考えると今は太陽光発電の話題がいいと思いますが、それは後日じっくりと書き綴っていきます。
その前に先ず、北陸電力の発電電力の各エネルギー割合についてちょっと調べてみました。

2010年度発電の割合   
石炭火力44%・原子力28%・水力24%・石油火力3%・再生可能エネルギー1%

2020年度発電目標割合  
原子力40%・石炭火力24%・水力22%・石油火力6%・LNG火力6%・再生可能エネルギー2%

上記の数値が、今の私達が社会生活する上で必要な電力の割合ですが、原子力の割合が多くなっているのがこの数値からわかると思います。

2020年度発電目標割合では、枯渇(こかつ)エネルギーの依存が98%、再生可能エネルギーが2%です。この数値について私達みんなで考えていかなくてはならない時代にさしかかっていると思うのです。

例えば今、官民あげてメガソーラーを推進して造っていますが、そのメガソーラーの年間発電量は志賀原発(今は定期点検中)のフル稼働時の30分間程度にすぎないのが現状です。
でも小さなことからこつこつと積み上げて検証していくことが、今の私たちにとってとても大切なことです。

また、新しい技術開発のひとつに、枯渇エネルギーになりますがLNG(液化天然ガス)火力が注目されています。

LNGコンバインドサイクルはガスタービンと蒸気タービンを組み合わせた新しい技術の火力発電です。省エネかつCO2排出削減に効果的です。北陸電力では2018年度から稼動開始のようです。

発電電力の現状として、総電力の3割が一般家庭、7割が工場・商業施設・公共施設で構成されていることも記憶しておきたいところです。

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