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地球温暖化に伴う気象の変化と頻発する地震からこれからの家づくりを考える

 

地球温暖化に伴う気象の変化として日本の今後100年間の年平均気温は、
南日本で+4℃、北日本で+5℃と予測されています。
最近の研究によると、地球温暖化によって、夏季には、
現在降水量の多い地域はさらに多くなり、少ない地域はさらに少なくなります。
冬季には、気温の上昇により降雪が雨になったり、
雪解けが早まったりするので雪によるダム的効果が薄れ、
その結果1月〜3月の河川の流量が増加する一方、4月〜6月の流量が減少する可能性があります。

 

また、非常に勢力の強い台風が発生する可能性もあります。
台風で隣の瓦などが飛ばされて自宅の窓ガラスに当たり
ガラスが割れて怪我をしたり部屋の中が風で散乱したと言う話もたまに聞きます。
最近の家づくりの傾向として大きな窓をつけて
たくさんの陽だまりの中で暮らしたいと言う要望がありますが、
今後、勢力の強い台風が発生することを考慮し自然災害時の危険も十分に考えておく必要があります。

 

そして、風を伴った集中豪雨では通常は雨が入らないと思われる箇所から雨が侵入し雨漏りになることがあります。
これは設計段階での複雑な屋根形状と施工段階での工事の甘さにあると思われます。
特に雪国富山では複雑な屋根の納まりは経年変化には耐えられません。

 

また、猛暑対策は断熱材の性能がエアコンの効きを左右します。

夏に断熱材?と思われますが、例えばキャンプの時や
釣りに行く時は欠かせないクーラーボックスを想像してください。
氷が溶けにくいように断熱材が有効に働いています。
ただ夏でも冬でも言えることですが優れた断熱材を入れても
開口部(窓)が大きすぎると断熱性は極端に下がります。

 

次に地震についてですが、今まで建物の設計は横揺れ(左右)に対しては検討されてきましたが、
たて揺れ(上下)についてはあまり考慮されていませんでした。
しかし、阪神淡路、中越の地震では大きなたて揺れが観測されています。
たて揺れに強い家とは上下の力(軸力)を受け止めるために柱の断面積が大きい必要があります。
柱の本数が均等にそして多く入っていなくてはなりません。
柱の本数が少ない木造建築は圧壊の危険があります。

 

余談ですが、南半球のツバル国では、海抜が低いため地球温暖化の影響で海面が上昇し
今世紀中には全島冠水してしまうと思われます。
ツバル国民は生まれ育った地に住めなくなってしまうのです。
環境難民として移住を余になくされるのです。
地球温暖化は日本に住む私達の想像をはるかに越えて
地球規模で進んでいることを再認識しておく必要がありますね。