「コンクリートに砂糖を混ぜると固まりません。」

セメントと砂糖は、犬猿の仲なのです。

コンクリートは、セメント+水+砂・砂利を混ぜ合わせて作ります。 

コンクリートに含まれるセメント成分と砂糖が反応することで、セメント粒子の結合作用を妨げます。

結果として、セメントが固まらないのです。

参考までに、ケーキ屋さんの厨房のコンクリート床は、砂糖の影響で劣化が早いため、塗膜塗装などでコンクリート表面を保護する対策をおススメします。

 セメントと砂糖の犬猿の仲を逆手にとって・・・利点として利用することもできます。

例えば、誤って大量のコンクリートが流れ出たら、砂糖を混ぜることで硬化を抑える事ができます。

逆に、塩を混ぜると固まるかも?

そんな効果は、ありません!

塩を混ぜると鉄筋が錆びますね(汗)。

もちろん、料理の調味料「さしすせそ」の酢、しょうゆ、味噌を混ぜても効果はありません(笑)


 

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