今回は、森の妖精ニッセのShiki(シキ)がご案内いたします。



Point1
エコロジカル・ガーデニングとは??
先日、職藝学院にてエコロジカル・ガーデニングの講習をスタッフが受けてきました!
エコロジカル・ガーデニングとは、農薬や化学肥料を使わず、
その土地の気象条件などを考慮した環境に優しいガーデニングのことだそうです。
簡単にいえば、虫や、雑草と共生できるガーデンということです!!
森の四季社ガーデンを生物多様性を育むガーデンを目指したいと思っております(^^)


Point2
雑草って何???
雑草とは、育てている植物以外の、その場所にあっては困るいろいろな植物のことで、
雑草という植物は無く、全ての雑草にちゃんと名前はついています。
雑草の生態の繁殖方法も、種子繁殖(たくさん種を残す)や、栄養繁殖(種も残すし、根も残す)があり、
その繁殖方法によって、除草の方法を変えた方が良いと言うことを学びました!!

Point3
雑草と共生するガーデンを目指すためには・・・
雑草はどのような方法で除草されていますか??
多くの方(森の四季社スタッフも含む)が困っている、スギナの除去方法は
根元から切る方法が適切とされているそうです!!
スギナの根っこは土の中で横に張り巡らされているため、土から根っこを掘り起こしてしまうと
その横からさらに横に生態を増やし続けるそうです。
さらに根元からちぎったスギナをその土壌に敷いておくことで、
土から光を遮断し、他の雑草が生えにくくすることもできるそうです。

スギナと正反対で、ギシギシやチガヤなどの雑草は
根が少しでも残っていると発芽するので、全て綺麗に根を取り除くことが大切です。


また、カラスノエンドウは豆の部分(緑色の時期のみ)が窒素肥料として
酸性からアルカリ性にしてくれる働きをしてくれるので、根から抜いて
ちぎって、土の上に蒔いても良いとされているそうですよ。
確かに、時期ではない田んぼで、マメ科の植物が育てられていたりするのを見かけますよね(^^)

雑草によっても除草の方法が異なることを今回の講義で学ぶことができました!
お花だけでなく、雑草の生態を知ることによって、
より良いガーデンをつくっていきたいと思っています♪
次回は、Jill(ジル)がご案内いたします。
